Doc:JA/2.6/Manual/Physics/Smoke/Flow object
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フロー(Flow)オブジェクト
フローオブジェクトの作成
煙を取り囲む領域を規定したら、今度はその内部で煙を放射するオブジェクトを追加しましょう。小さい立方体をもう一つ追加し、ドメインの内部に納まっていることを確認します(3Dビュー内で⇧ ShiftA » Mesh » Cube)。
Edit Modeに入り、physicsタブで小さい立方体に煙を追加します。今回はFlowを選んでください。
煙はオブジェクトそのものから放射されるのではなく、オブジェクトが放射したパーティクルから放射されます。よってわれわれはパーティクルシステムの設定もしなくてはいけません。小さい立方体を選択した状態でparticleタブに移動してください。新規のパーティクルシステムを追加し、われわれは発生源には動いてほしくないのでphysicsはオフにします。またパーティクルそのものが表示されないように、レンダリングもオフにします。
physicsタブに戻り、smokeセクションでパーティクルシステムを選択します。リストの中に(われわれは名前を変更していないので)'ParticleSystem'という項目があるはずです。これで、timelineウィンドウでフレームを進めると立方体から煙が出てくるでしょう。またAltAでアニメーションをスタート/ストップすることでもプレビューできます。
設定
- Outflow
- シミュレーションから煙を消去します。
- Particle System
- このオブジェクトから放射されるパーティクルシステム。
- Initial Velocity
- エミッターパーティクルの速度を煙がひきつぎます。
- Multiplier
- 速度が煙に伝わる度合い。
Initial Values
- Absolute Density
- 面からパーティクルが放射される密度を固定します。
- Density
- 密度の初期値。
- Temp. Diff.
- 環境の温度に対する差。