「Dev:JA/Ref/Release Notes/2.61」の版間の差分
(→ダイナミックペイント) |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2018年6月29日 (金) 04:51時点における最新版
目次
Blender 2.61 リリースノート
モーショントラッキング
モーショントラッキングに対応しました。カメラとオブジェクトのアニメーションを実写映像から再生成し、3Dレンダリングされたオブジェクトをムービークリップに合成できます。
クリップの読み込み、ポイントのトラッキング、モーションの再構築を行う Movie Clip エディタが新しく追加されました。このシーン内に再構築されたモーションにはコンストレイントが適用でき、さらに歪みのある(ない)レンダリングアニメーションや実写映像用のコンポジットノードも利用可能です。
Cycles レンダーエンジン
Cycles は Blender Internal 以外に利用できる新しいレンダーエンジンです。インタラクティブレンダリング、新しいシェーディングノードシステム、新しいテクスチャワークフロー、GPUアクセラレーションなどに対応した、レイトレーシングベースのレンダーエンジンです。
まだ開発中で、さらに機能の追加が計画されており、これが最初のプレビューリリースとなります。
ダイナミックペイント
ダイナミックペイントは新しいモディファイアかつ物理システムで、オブジェクトをカンバスやブラシに変え、頂点カラーや 連番画像(Image Sequence)、ディスプレイスメントを作成できます。
これにより、例えば、雪上の足跡や、地面を濡らす雨、壁に貼りつくペンキ、徐々に凍るオブジェクトなど、従来では難しかった多くのエフェクトが可能になりました。
オーシャンシミュレーション
オーシャンシミュレーションツールはモディファイアの形を取り、変形する海の表面のシミュレーションと生成、そしてシミュレーションデータのレンダリングに使用される関連テクスチャの作成を行います。
オープンソースの Houdini Ocean Toolkit からの移植であり、深い大洋の波と泡のシミュレーションを目的としています。
その他の機能
カメラのセンサーサイズとプリセット、画像保存の改良、3Dマウスによるカラーホイール編集、他の言語への翻訳の追加、ノードのミュートの改良、リージョン描画の調整、その他多くの小さな変更があります。
Python API
もっと緊密な連携のため、レンダーエンジン API が拡張されてきました。シーン内の変更を察知するメカニズムや、持続的なコールバックが追加され、Noiseモジュールの更新、もっと簡単なライブラリデータブロックへのアクセス方法の追加など、他にもさまざまな変更があります。
アドオン
このリリースでの新しいアドオンは、Adobe After Effects エクスポータ、Atomic Blender(Protein Data Bank)ファイルインポータ、Acclaim と C3D のモーションキャプチャインポータ、Nuke カメラアニメーションエクスポータ&インポータです。
バグ修正(英文)
前回のリリースにあった180のバグが修正されました。