Doc:JA/2.6/Manual/3D interaction/Transformations/Basics/Rotate

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Rotate

(回転)

モード: オブジェクトモードおよび編集モード

ホットキー: R

メニュー: Object(オブジェクト)/Mesh(メッシュ)/Curve(曲線)/Surface(曲面) » Transform(トランスフォーム) » 回転

解説

回転(rotation)はまたの名をスピン(spin)、ねじり(twist)、公転(orbit)、ピボットターン(pivot)、旋回(revolve)、転がり(roll)とも言い、1つ以上の軸や要素のピボットを中心に、要素(頂点、辺、面、オブジェクトなど)の方向を変える動作を含みます。要素を回転させるには次のような複数の方法があります:

  1. キーボードショートカット (R)
  2. マニピュレータ
  3. プロパティメニュー (N)

基本的な回転の使い方と一般的なオプションを以下に述べます。さらなる情報、例えば精密制御(Precision)、軸ロック(Axis Locking)、数値入力(Numeric Input)、スナップ(Snapping)と多様なピボット(Pivot Point)などのオプションの詳細情報は、トランスフォームコントロールと座標系のページにあります。

トランスフォームコントロールについてもっと詳しく »
座標系についてもっと詳しく »


Usage

(使い方)

Rotation using the keyboard shortcut

(キーボードショートカットを使った回転)

  1. RMB Template-RMB.png で回転したい要素を選択します。
  2. R を1度だけ押して回転モードに入ります。
  3. マウスを動かして要素を回転します。マウスが要素の中心に近づくほど回転効果が大きく現れます。
  4. LMB Template-LMB.png クリックで変更を確定します。

回転量は 3Dビューの左下隅に表示されます。

回転値


Constraining the rotation axis (axis locking)

(回転の軸を制限する(軸ロック))

軸ロックを使って、回転を特定軸に制限することができます。回転を制限するには、次のショートカットを使います:

  • R, X: X軸 に対してのみ回転
  • R, Y: Y軸 に対してのみ回転
  • R, Z: Z軸 に対してのみ回転

軸ロックは回転モードに入ってから MMB Template-MMB.png を押しても有効にできます。マウスを希望する方向に動かしてください。例:

  • R, マウスをX方向に動かして MMB Template-MMB.png: X軸に対してのみ回転します

軸ロックについてもっと詳しく »

Fine Tuning The Rotation

(回転の精密な調整)

回転の 精密制御⇧ ShiftCtrl キーを使って行い、刻み幅をつけた回転ができます。回転モードに入れば、回転角度を 数値 で入力することもできます。

  • 回転中に Ctrl を押し続けると、選択要素の回転の刻み幅が5度ずつになります。
  • 回転中に ⇧ Shift を押し続けると、選択要素の回転が 0.01 度ずつになります。
  • 回転中に ⇧ ShiftCtrl を押し続けると選択要素の回転が1度ずつになります。
  • Rを押して数値を入力し、↵ Enter で確定します。
  • トラックボール回転は RR で有効になります。
Blender3D FreeTip.png
座標系依存の回転
デフォルトでは、すべての回転はグローバル座標系で行われます。回転の軸は「軸キー」を2度押すと変更できます。例えば、RXXと押せばデフォルトではローカル座標系で回転が行われるようになります。


精密制御についてもっと詳しく »
数値を使ったトランスフォームについてもっと詳しく »
座標系についてもっと詳しく »

Rotation with the 3D Transform Manipulator

(マニピュレータを使った回転)

回転マニピュレータ

3Dビューのヘッダーで、マニピュレータが有効である(赤、緑、青の3つ組が選択されている)ことを確認してください。マニピュレータの種類を回転にしてください(下図でハイライトされている円弧のアイコン)
3D interaction-Transformations-Basic-Rotate-rotate manipulator header.png

  1. RMB Template-RMB.pngで要素を選択します。
  2. マニピュレータの色のついた軸のいずれかをLMB Template-LMB.pngを使ってドラッグし、オブジェクトをその軸に沿って回転させます。マニピュレータといっしょに⇧ ShiftCtrlを使ったり、数値入力をしたりしてさらに細かく操作することもできます。
  3. LMB Template-LMB.png を離すか、Space↵ Enter を押すと変更が確定します。また、RMB Template-RMB.pngEsc で変更をキャンセルできます。

マニピュレータについてもっと詳しく »

Rotation with the Properties Panel

(プロパティパネルを使った回転)

回転トランスフォームのプロパティパネル

回転値は、プロパティパネル (N) でトランスフォームの角度スライダーの値を変更して指定することもできます。特定軸に沿った回転は、南京錠のアイコンで有効化/無効化できます。回転モード(オイラー角、軸角度、クォータニオン)も、このパネルのドロップダウンリストから選べます。

パネルについてもっと詳しく »
回転のモードについてもっと詳しく »
回転モードに関する詳細(英文) »