Doc:JA/2.6/Manual/Game Engine/Logic/Sensors/Common Options
Sensor Common Options
(センサー共通のオプション)
すべてのセンサに共通のボタン、入力欄、メニューがあります:
- 三角形のボタン
- センサの詳細を表示/非表示します。
- センサーの種類 メニュー
- センサの種類を参照。
- センサー名
- センサの名前。Python でセンサにアクセスする際に使います。そのオブジェクトのなかで唯一の名前である必要があります。
- X ボタン
- センサを削除します。
起動信号(Trigger)について
コントローラーは、接続されているセンサー(状態は任意)によって起動されない限り作動することはありません。
センサーの状態が変化すると、接続されているコントローラーが起動します。センサの状態が負から正、または正から負へ変わると、センサーは接続されているコントローラーを起動します。センサーが非アクティブ状態からアクティブ状態になるときも、接続されているコントローラーを起動します。 |
以下のパラメータは、センサーに接続されたコントローラーの起動方法を指定します:
- Freq(周波数)
- 周波数という名前に反して、このパラメータはパルスを送る時間間隔を指定します。単位はフレームです(論理 tickと呼ぶこともあります)。デフォルトの値 0 の場合は、まったく間隔をあけません。Level 起動のパラメータが少なくとも一つ有効な場合にのみ使われます。
- パルスがそれほど頻繁でなくてもいい場合は、この数値を上げておくとパフォーマンスの節約になります。
例: (デフォルトのフレームレートを 60 Hz(60フレーム/秒)と仮定します)。
freq | 意味 | 起動信号を持つフレーム | 起動信号を持たないフレーム | フレーム周期 | 周波数(フレーム/秒) |
0 | センサーは次のフレームで起動信号を送ります。 | 1 | 0 | 1 | 60 |
1 | センサーは第1フレームで起動信号を送り、再度起動信号を送るまでに1フレーム待ちます。結果として半分の速度になります。 | 1 | 1 | 2 | 30 |
29 | センサーは第1フレームで起動信号を送り、再度起動信号を送るまでに29フレーム待ちます。 | 1 | 29 | 30 | 2 |
59 | センサーは第1フレームで起動信号を送り、再度起動信号を送るまでに59フレーム待ちます。 | 1 | 59 | 30 | 1 |
- Level ボタン
- 組み込みのステートマシンの状態(State)が変化するときにパルスを送ります。状態についてはStatesをご覧ください。
以下のパラメーターはセンサーの状態算出の方法を決めます:
- Tap ボタン
- センサーの状態を正に変え、(センサーの算出値が正であったとしても)1フレーム後に負に変えます。状態が変わるため、接続されたコントローラーは(Levelと)同じように起動します。TapとLevelはどちらか一方だけを選択できます。
- TRUE level triggeringを設定している場合、センサーの算出値が偽になるまで真/偽のパルスが交互に送られ続けます。
- Tap が設定されているとFALSE level triggering は無視されます。
- Invert ボタン
- センサの出力を反転します。
- 真のパルスを送るべきときに偽のパルスを、偽のパルスを送るべきときに真のパルスを送ります。ただし、Tapが設定されている場合は、センサーは反転したセンサーの状態に基いて、コントローラーに起動信号を送ります。