Dev:JA/Ref/Release Notes/2.76
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2016年2月20日 (土) 00:06時点におけるwiki>Yamyamによる版
目次
Blender 2.76 リリースノート
Blender Foundation とオンラインの開発者コミュニティは、Blender 2.76 を公開できることを誇りに思います!
このリリースのハイライト:
- Pixar の OpenSubdiv 形状分割テクノロジの初期対応。
- ビューポートのパフォーマンスが大幅に向上。
- ファイルブラウザのパフォーマンスも大幅に向上し、矢印キーによる操作にも対応。
- ノードレイアウトをまとめる助けとなる、ノード Auto-offset(自動オフセット) 機能。
- 3Dビューでの絶対グリッドスナッピング。
- タイルストロークによるスカルプティング。
- Sequencer(シーケンサー)用テキストエフェクトストリップ。字幕のエクスポートに対応。
- そして、 100以上のバグ修正とその他の改良!
Cycles レンダリング
- 新しい Point Density(点密度)テクスチャ。
- AMD GPU 用の(Windows / Linux での安定性、OSX El Capitan での互換性)改善。
- カメラズーム時のモーションブラーに対応。
- 画像テクスチャの Extension(延長)で、Extend(延長)と Clip(クリップ)に対応。
ユーザーインターフェイス
- ビューポート:進行中の view-port プロジェクトが大幅なパフォーマンス向上をもたらしました。
- Node Editor(ノードエディター): Auto-offset(自動オフセット)。新規ノード追加時に、現存のノードを自動的にずらしてくれます。
- File Browser(ファイルブラウザー):
- 矢印キーによる操作と選択。
- 内部コードの大規模な書き直しにより、高速・軽量に。
- UI内のモーダル操作で(ユーザー編集の)正しいショートカットを表示可能に。
モデリング
- 二つの新ツール:Flatten Faces(面を平坦化)と Edge Offset(オフセット辺スライド)。
- Data Transfer(データ転送)の同等のメッシュ間でのデータ転送が改善しました。
- Absolute Grid(絶対グリッド)スナップが3Dビューに追加。
- Displace(ディスプレイス)モディファイアーがカスタム法線に対応。
OpenSubdiv
- Pixar の OpenSubdiv ライブラリの初期統合。
- ビューポートでの再生パフォーマンスが大幅に向上。
- GPU テッセレーション対応。
- エッジシャープネスの改善。
Sequencer(シーケンサー)
- 新しいText(テキスト)エフェクトは、シーケンサーの出力にテキストをレンダリングします。
- テキストを字幕としてエクスポート。
- Speed(スピード)エフェクトがサブフレームレンダリングによるシーンの時間調整ができるように。
Freestyle NPR レンダリング
- Freestyle のメモリ消費量が削減されました。
- 新しいストロークモディファイアーが実装されました。
アニメーション
- Clean Channels(チャンネルの削除) ツールはチャンネルをまとめるのに役立ちます。
- ボーンの選択セットを作成するアドオンが同梱されました。
ゲームエンジン
- ゲーム中にカメラの Lens Shift(レンズシフト) を変更できるように。
- Python API の改良。
- アルファアンチエイリアシング。
- Game Publishing アドオンの改良。
アドオン
- FBX Importer/Exporter に多数のオプションが追加。
- OBJ Importer/Exporter が MTL のマテリアルの emission(放射)に対応しました。
- UV アドオンに多数の機能がついた新バージョンが登場。
その他の機能
- タイリングスカルプトストローク。
- アニメーションプレイヤー:
- 音声対応!
- Spaceによる一時停止と再開。
- 時間表示を追加。
- データブロックプレビューの改良。
- Blender Internal(Blender 内部)Particle Info(パーティクル情報)ノード。
機能ビデオ(英文)
上述の機能のいくつかを、Blender コミュニティが作成したデモ動画でご覧いただけます。また、Blender リリース毎の開発での重要なマイルストーンのショーケースとなるシリーズ、Developer Sneak Peak シリーズもあります。
バグ修正(英文)
Blender リリース毎に、Blender の開発者たちの尽力により、大量のバグが修正されています。