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2019年8月1日 (木) 05:59時点における最新版
目次
Blender 2.80 リリースノート
ユーザーインターフェイス
Blender 2.80のユーザーインターフェイスが一新、多数の機能の発見と使用が簡単になりました。
ツールとギズモ
3DビューポートとUVエディターに新しいツールバーに加え、新しいインタラクティブツールとギズモが追加されました。
Eevee
Eevee は新しい物理ベースのリアルタイムレンダラーです。最終フレームのレンダラーと、アセット作成用の Blender のリアルタイムビューポートを駆動するエンジンの両方の側面を持ちます。
ビューポート
3Dビューポートが完全に書き直され、最近のグラフィックカードに最適化、パワフルな新機能が追加されました。
Grease Pencil(グリースペンシル)
ネイティブな2Dグリースペンシルオブジェクトタイプやモディファイアー、シェーダーエフェクトによる、パワフルな2Dアニメーションシステムが追加されました。
Cycles
新しいボリュームとヘアーシェーダー、ベベルとアンビエントオクルージョンシェーダー、さらに多数の改良と最適化が追加。
Collection(コレクション)
制限の多かったレイヤーシステムが、コレクションに置き換えられ、オブジェクトの管理とリンクを行う、さらにパワフルなツールとなりました。
モデリング
複数のメッシュを一緒に編集モードで編集可能になり、さらにカスタム法線の編集やベベル、OpenSubdiv の改良が行われています。
アニメーションとリギング
多数の新コンストレイント、モディファイアー、Bendy Bone(ベンディボーン)機能がリギング用に追加されました。また、新しいキーフレーム表示やNLAエディターの改良、ドライバー編集も容易になりました。
インポートとエクスポート
Khronos glTF 2.0 importer と exporter が Blender にバンドルされました。COLLADA と Alembic 対応、動画のインポートとエクスポートも改善されました。
依存グラフ
コアモディファイアーとアニメーション評価システムが書き直され、パフォーマンスが向上、新機能への道を開きます。
その他の機能
Unit(単位)システムや Cloth(クロス)物理演算、Background images(下絵)、Video Sequencer(動画シーケンサー)のキャッシュシステムが改善されました。
削除された機能
もうアクティブな開発者がいない、または新しい設計に合わない多数の機能が削除されました。
Python API
Blender 2.80では API の互換性が失われています。アドオンとスクリプトを2.80で実行するには新機能の処理と、API の一貫性と信頼性を向上させるための変更への適合の、両面においてアップデートが必要です。
アドオン
2.79の大半のアドオンは2.80でも利用可能です。新しいアドオンが少し追加、そして少し削除されました。