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2018年6月29日 (金) 06:11時点における最新版
目次
Blender 2.72 リリースノート
Blender Foundation とオンラインの開発者コミュニティは、Blender 2.72を公開できることを誇りに思います。
Cycles GPU レンダリングがボリュームとサブサーフェススキャッタリングに対応しました。ユーザインターフェイスにはオプションのパイメニューが付き、ツールチップも改善されました。モデリングでは、Edit Mode(編集モード)に、新しい Intersection(交差)ツールが追加されました。ペイント画像と UV レイヤに簡単にアクセスできるようになり、テクスチャペインティングのワークフローが能率化されました。コンポジターは Sun Beam(サンビーム)ノードが付きました。Freestyle NPR レンダリングは Cycles でも利用可能になりました。さらに、Blender 2.72には3つの新しいアドオンが加わりました。
Cycles レンダリング
ボリュームレンダリングとサブサーフェススキャッタリングが GPU 上で可能になり、ボリュームと Glossy(光沢)のサンプリングが改善、Glossy 用の新しい Ashikhmin-Shirley 分布と、Anisotropic(異方性)BSDF 、レンダリング中のメモリ使用量の低減、OSL レンダリングの高速化、Anamorphic Bokeh(アナモルフィックボケ)の対応、コースティクス全体のコントロールの改善などがあります。
ユーザインターフェイス
待望のパイメニューがアドオンとして、⇆ Tab、Z、Q、⇆ Tab⇧ ShiftCtrl、.、CtrlSpaceのオペレータで利用可能になりました。重要な情報がよりわかりやすくなった、新しいツールチップデザイン。Python テキストは等幅フォントで表示されるように。Blender Internal(内部)レンダーのプレビューの挙動は、 Cycles のプレビュー同様、低い解像度から徐々に細かくなっていくようになりました。単位のパースが改良され、 開発者は Blender に単位エンジンを特徴にする気はないというものの、動作は改善しています。
モデリング
新しい Intersection(交差)ツールが追加され、すばやく形状をカットできます。これはブーリアンに少し似ていますが、内部と外部の計算をしません。
Bevel(ベベル)ツールと Bevel(ベベル)モディファイアーに、新しく作成された面に指定のスロットのマテリアルを設定するオプションが付きました。
スカルプト・ペイント
ペイント画像と UV レイヤに簡単にアクセスできるようになり、カーブやラインによるストローク生成機能の追加、ブレンドモードの増加、フィルとマスクへの新しいツールの追加により、テクスチャペインティングのワークフローが効率的になりました。
コンポジティング
コンポジターに Sun Beam(サンビーム)ノードが追加されました。
ゲームエンジン
マウスルックが可能な新しい Mouse(マウス)アクチュエーターが追加されました。
Property(プロパティ)センサに新しい評価タイプが追加されました。
TrackTo(追跡)アクチュエータに Up(上)/ Track(トラック)軸を選択するメニューが追加されました。
Property(プロパティ)アクチュエータに新しいレベルモードが追加されました。
Mouse(マウス)センサの Over Any(オーバー任意)モードに、X-Ray(レントゲン)と、プロパティ・マテリアル検知オプションが付きました。
新しい BGE Debug と Constraint ラッパー APIが追加されました。
Freestyle NPR レンダリング
Freestyle ラインレンダリングエンジンが Blender Internal (BI:Blender 内部レンダー)]]に統合されたのに加え、Cycles にも統合されました。Freestyle は Cycles ユーザに多用途のノンフォトリアリスティック(NPR)のラインレンダリングソリューションを提供します。大半の Freestyle のオプションは Cycles と BI で同じ方法で動作します。 Cycles 用 Freestyle でのラインテクスチャはシェーダノードで定義されます(BI 用 Freestyle の従来のテクスチャマッピングと影響パネルによる方法とは違います)。新しいマテリアル毎の Freestyle ライン設定は、Cyles と BI の両方に適用可能なラインカラーを指定する確実な方法を提供します。Freestyle Python API もコードの可読性と実行時のパフォーマンスの向上といった、目に見える形で更新されています。
アニメーション
その他の機能
Color ramps(カラーランプ)が HUE モードでの時計回りと反時計回りでの色の補間に対応しました。アニメーションエディターでのCtrlF が、Filter by Name(名前でフィルタ) の有効化のショートカットになりました。3Dビューでのワイヤーフレーム描画モードでウェイトが描画されるように。Video Sequence Editor(ビデオシーケンスエディター)に gaussian blur(ガウシアンぼかし)フィルターが追加。新しいカメラプリセット:Blackmagic Pocket Cinema と Blackmagic Production 4K。
アドオン
FBX の改良:インポートがアーマチュア、シェイプキー、アニメーション、シェイプキーによあるアニメーションに対応、エクスポートも同様に対応しました。
3D(SubD)ジオメトリ、geo-referencing に対応した新しい DXF インポータ。カーブタイプをカーブとしてインポートし、様々なジオメトリのマージオプションのコントロールが追加。
配置の整列と、UV のコピー/ペースト(!!)を行う新しい UV アドオン。
新しい Game Publishing アドオンは、ゲーム開発者用です!
名前付きレイヤとグループ化されたレイヤを管理する新しいアドオン。